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東京の繁華街、駅に面した花屋の前。
人を待つ間に花をぼんやり見る時間が好きだ。
何か温かな心に包まれるような気分に浸れるからだろうか。


一枚の写真がある。
ハンガリーのクーセグという街の道端で無造作に売られていた花たち。
値札には20フォリントとある。

カーネーションが微笑みながら自分に話しかけてきた。
「何処から来たのですか。あまり見慣れない顔ですね。
もう何時間もこうして此処にいるので、少し疲れました。
どなたかそろそろ私たちを連れ出してほしいのですが。」

旅行者の自分は残念ながら願いをかなえてあげられなかった。

近くに売主がいたのかその時はわからなかったが、
その素朴な風情にしばらく見とれカメラを向けた記憶がある。


カーネーションをハンガリー語で「szegfű」という。


あの時はまだ彼等の名前すら知らなかった。





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Re: 惹かれる1枚

鉄線さま

確か雨上がりの時間だったと記憶しています。
クーセグはとても印象に残る街でした。
気に入っていただき幸いです。
ご訪問ありがとうございました。




惹かれる1枚
何とも言えず、情緒のある一枚ですね。
こういう写真、好きですね。
カーネーションそばの落ち葉も何か語って
いるようで、気になります。泣いているのかな?

2017/03/24(Fri) |URL|sulpice [edit]
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