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19世紀末、時代は鉄やガラスの資材が建築家たちを刺激し、ひとつの様式が創り上げられた。

「アール・ヌーヴォー」の旗手、エクトール・ギマールが残した数々の作品。
現存するものは残り少ないが、パリの地下鉄入口にある鉄製のアーチに誰もが一度は目を留めた記憶があるはずだ。


パリ16区にある6階建てのアパートメント「カステル・ベランジェ」はギマール28歳の代表作で、パリ初のアール・ヌーヴォー建築として今もその姿を残している。自然回帰ともいえるその佇まいは、安堵感と共に恐さも併せ持っている。


同じ地区にギマールのアトリエ兼自宅として建てられたHotel Guimardがある。
こちらは石に刻まれた曲線に鉄の植物がアクセントとなり、控えめな装飾に好感がもてる。

その住み心地などは知る由もないが、パリを森に例えて、大きなツリーハウスのようなイメージを想像してしまうのは自分だけだろうか。


この場所でギマール自身がアール・ヌーヴォーにどれほどの夢をみて創作していたのかと考えると感慨深いものがある。





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