back to TOP

admin |  RSS
▲⭐️img294

10年以上前に見た記憶があるこの映画を先日DVDで久々に見た。1948年の映画である。

ニューヨークに住む売れない画家。
目の前に突然現れた少女が、わずかな年月でおとなの美しい女性に変貌する。
既にこの世にはいないその女性は画家の幻想として度々現れる。
そして画家はその女性をモデルに一枚の絵を描く・・・。

モノクロームで映し出される何とも不思議な雰囲気の物語だが、主人公の画家がカンバスに向かい、その前でモデルになるジェニーが静かにポーズをとるシーンが印象的だ。

小磯良平氏が描いた絵に共通する清楚な空気感。
凛とした女性の姿は優しい光に包まれている。
そしてこの肖像画が、消えて失われる存在とは対象的に永く残されることになる。


どんな絵画にも物語が隠されているように、無言のままこの絵は私達に語りかける。



COMMENT FORM
URL:
comment:
password:
Template by :FRAZ