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▲⭐️R0010516

女優、ドミニク・サンダ。
1969年に公開された映画「やさしい女」には当時17歳の彼女が映しだされている。それは時間を超えて言葉では表現できない愁いのある演技だった。

ドフトエフスキーの原作をもとに舞台をロシアからパリに移して制作された作品は、1986年に日本で公開されている。それ以降ほとんど上映されなかったというこの作品が、今回デジタル・リマスター版で劇場公開されている。

質屋を営む主人と客として通っていた若い女性の不確かな結婚生活。
果物のように繊細な心の葛藤と、男女のもつ磁力の違いが物語を覆っている。

妻を亡くした夫の懐疑的な語りが戻らない時間をふりかえる。
言葉を発することもなく、命を落としてベッドに横たわる主人公の横顔が、何にも増して美しさを漂わせていた。




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