back to TOP

admin |  RSS
▲⭐️R0013967

夏になるとソフトクリームが食べたくなる。
甘くて冷んやりしたその口当たりと、先端に向かって輪が閉じていく造形。
そして口金から成形される角のあるクリーム。
バベルの塔が魅力的なのは同様の造形だからだろうか。

そもそも旧約聖書に登場する「バベルの塔」は、1563年のブリューゲル作品から私達の記憶に刷り込まれている。
山間の谷の向こう側にそびえるバベルの塔は、高さはそれほどでもないが塔としては妙にリアルに描かれていて、周りに配置された人々の様子に興味を抱かせる。
天に届く塔という空想が紀元前から今に伝えられている一枚だ。

細密画を得意としたブリューゲルだが、なかでも「雪中の狩人」は秀逸だ。
美術の教科書に載っていたその絵をウィーン美術史美術館でしばらく食い入るように見た記憶がある。

コンビニエンスショップで買ったバベルの塔は、5分もしないうちに何処かへ消えてしまった。



COMMENT FORM
URL:
comment:
password:
Template by :FRAZ