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▲⭐️DSCF1523

アコースティックギターを一度手にしたことのある人なら「マーティン」というメーカーを知っているかと思う。

故郷ドイツから海を渡ったマーティン一家が新天地アメリカ・ニューヨークへ渡り小さな楽器店をひらく。1833年の9月だ。
180年という年月のなかマーティンというブランドは形のある楽器と形のない音に魂を与え続けてきた。幾多の音楽家がそのブランドに魅了されてきたのは言うまでもない。

30代後半になったある日、ふと思い立ってお茶の水の楽器店へ行き、マーティンの音色を聴いてしまった。この聴いてしまったのが後戻り出来ない結果となる。

マーティンにもいろんなモデルがありそれぞれ音色が違うのだが、その日たまたま出会った中高音が美しい小ぶりなモデルに一目惚れしてしまった。どうしても想いが断ち切れず、結局我が家へ連れて帰ることになる。

MARTIN OO-16 DBR WOMEN AND MUSIC MODELという1998年のリミテッドエディションで、サウンドホールには寄せ木細工が施されている。ローズウッドから共鳴する透明感のある美しい高音が伸びやかに響くギターだ。

楽器はそのモデルや価格帯によって明らかに音色が違うが、同じモデルでもその個体によって鳴りや響き方に大差がある。だからこそ一台の楽器との出会いが運命的なのだと思う。

音を出していない年月が大分経っているのでギターには申し訳ない気持ちでいっぱいだが、また調整をして2014年の空気に音を解き放ってみたい気がしている。



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