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その劇場はLa Chapelle駅からほど近い場所にあった。


「それにしても古い劇場ね」

「ナポレオン3世の時代にできたらしいよ。
パリにはもっと歴史が古い劇場があるけど、
現代風に綺麗に改修されてるからね。
それに比べてここは廃墟一歩手前の感じがする」

「何か演奏を聴きにきたというより、劇場を見にきた感じね。
タイムスリップでもした気分。
随分街の中心からも離れてるし、
こんなふうに残されているのが嘘みたい」

「注目されずに放置されたまま時だけが過ぎたんだ。
歴史の標本みたいな劇場かもしれない。
-もうすぐ開演だよ、携帯はオフにした?」

「気分はオフだけど・・・」


こうして独自の雰囲気に包まれた会場で、
ほどなくベートーヴェンの三重奏が始まった。




Théâtre des Bouffes du Nord (ブッフ・ド・ノール座)
1876年パリ10区に建てられた劇場。経営不振から1952年に閉鎖。
1974年にはPeter BrookとMicheline Rozan指導のもとに生まれ変わるが、
資金難のため内外装はいっさい改装されなかった。
2010年には、Olivier ManteiとOlivier Poubelleが引き継ぎ、現在に至る。




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こんばんは

Yさま
確かになんでもではないようです。
前衛的な芝居が多いようですね。
機会があったらぜひ訪れてみてください。
コメントありがとうございました。





出演者や演目を劇場が選びそうな感じですね。
なんでも、っていう訳にはいかない、そんな雰囲気がありますね。

2018/10/18(Thu) |URL|sulpice [edit]

こんばんは

carmencさま

ジョルジュ・ムスタキ が出ていたかどうかはわかりませんが、
出ていたら良い雰囲気だったかもしれませんね。




こういうパリの劇場が映画に使われたりしますね
たしか映画「危険な関係」(ミシェル・ファイファーとジョンマルコビッチ出演)もそんなシーンがあったと思いますが貴族の観劇のシーンとか映画が重なって来ます
先日ムスタキをアップしましたがムスタキなどはこういう所には出てないのでしょうか

2018/10/28(Sun) |URL|sulpice [edit]
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