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金木犀の小さな妖精たちが放つ芳香。

その数秒の出来事が一年に一度、自分を導く。



姿や形が見えない花の香り。

調香師、ソムリエ。音楽家。
見えないものを追いかける人たちがいる。


あるフランス人の調香師はこう言っている。
インスピレーションは心をオープンにして、いろんなことに関心を持つこと。
調香は芸術でもあり、言語や概念にはすべて還元しきれない。


見えないものの捉え方。
それは永遠のテーマだ。


写真機が進化した今日、私たちに求められる共通の鍵が
そこにあるような気がする。





 【No.122】Serenade  2017/10/09 (Mon)
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風が水面を誘い

波紋が揺れて

光がプリズムを描く


Schubert "Serenade"


その甘美な世界に

たどり着けない何かを感じる


それは白鳥が舞う
死と隣りあわせの歌だからだろうか





 【No.121】折り紙  2017/10/01 (Sun)
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海外へ旅行した際、親しくなったひとへ折り紙を
渡したことはないだろうか。

自分も過去に鶴の折り紙を上げたことがある。

そのへんにあった紙きれで簡単に折られた鶴。
果たしてこんなものでと思ったものだが、
鳥の造形に変化した小さな紙きれを嬉しそうに
手にとってくれた。


丁寧に折られ温もりを感じる紙の鶴。

見返りを求めない愛とでもいえるのか、
負担にならずさりげないのがいい。


あまり出しゃばらず控えめな優しさ。

数字に置きかえると1ではなく0から1までの間。

その間に美しさがあるような気がする。




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