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 【No.75】睡蓮と蓮  2016/06/15 (Wed)
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クロード・モネといえば睡蓮。

パリ オランジュリー美術館には壁面に大作が飾られた「睡蓮の間」がある。
この作品が好きな人には飽きない空間だろう。
モネの住んだジヴェルニーにはこの睡蓮を日々描いた池がある。
日本びいきだったモネはこの池に日本様式の橋も作っている。


一方で私たち日本人に馴染みがあるのは蓮ではないだろうか。
泥の中から清らかな花を咲かせる思想が仏教の教えに似ているということから
蓮は古来から仏教との結びつきがあるとされる。
仏教徒が多い日本では蓮の花に親しみを感じるのが自然かもしれない。

睡蓮の葉は円に切れ込みがあり、葉の色も一様ではない。
蓮の葉は円のかたちのままで色も変化がない。
花は水面から持ち上がって咲くものが多いようだ。


似て非なる睡蓮と蓮。

モネの油彩作品に合致していたのは、やはり睡蓮だったという気がする。


もしモネが日本のお寺から蓮の襖絵を依頼されていたら、
どんな蓮を描いていただろうか。




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